この記事の結論
Google広告は月10万円でも始められます。ただし、10万円で獲得できる問い合わせ数は一律ではありません。平均クリック単価、広告をクリックした人の問い合わせ率、配信地域、競合状況、リンク先ページの内容によって大きく変わります。
他社の「月10万円で○件」という数字をそのまま当てはめず、自社の条件で試算し、配信後の実績値で更新することが重要です。
本記事の件数・クリック単価・CVRは計算方法を説明するための仮定です。特定業種の平均値や、Shiiimoが保証する成果ではありません。
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月10万円でもGoogle広告は始められる
Google広告には、すべての広告主に共通する「月額最低出稿額」が設定されているわけではありません。キャンペーンごとに1日の平均予算を設定し、その範囲を目安に配信できます。
月10万円を30.4日で割ると、1日の平均予算は約3,289円です。実際の設定では、月額の目安に合わせて1日約3,200〜3,300円から検討します。
Google広告では、検索が多い日に1日の費用が平均予算を上回る場合があります。多くのキャンペーンでは1日の費用上限が平均予算の2倍、1か月の費用上限が平均予算の30.4倍として管理されます。ただし、月途中で予算を変更した場合などは計算方法が変わるため、実際の請求額は管理画面でも確認しましょう。
参考:Google広告ヘルプ「予算の概要」/ Google広告ヘルプ「費用の上限について」
クリック単価が高い業種ではクリック数が少なくなり、良し悪しを判断できるデータが集まるまで時間がかかることがあります。
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月10万円で何件獲得できるかを試算する方法
問い合わせ数を試算するには、次の3つの計算を使います。
広告費 ÷ 平均クリック単価
クリック数 × CVR
広告費 ÷ 問い合わせ数
- 平均クリック単価(CPC)
- 広告が1回クリックされるためにかかった平均費用です。
- コンバージョン率(CVR)
- クリックした人のうち、問い合わせや予約などの成果に至った割合です。
- コンバージョン単価(CPA)
- 問い合わせや予約などの成果を1件獲得するためにかかった広告費です。
広告費10万円の試算例
| 仮定したケース | 平均CPC | CVR | クリック数 | 問い合わせ数 | CPA |
|---|---|---|---|---|---|
| ケースA | 200円 | 2% | 500回 | 10件 | 10,000円 |
| ケースB | 500円 | 2% | 200回 | 4件 | 25,000円 |
| ケースC | 1,000円 | 1% | 100回 | 1件 | 100,000円 |
※小数点以下の問い合わせ数が出る場合は長期的な平均値として考えます。月1.5件という試算は、毎月必ず1〜2件発生するという意味ではありません。
同じ10万円でも、平均クリック単価が200円なら500回クリックされますが、1,000円なら100回です。広告文やリンク先ページが検索意図に合っていなければCVRが下がり、問い合わせ数は少なくなります。
配信前はCPCとCVRを仮定します。配信後は実際の数値へ置き換え、「現在の10万円で何件を見込めるか」を更新します。
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「広告費10万円」と「総予算10万円」は違う
Google広告の予算を考える際に、誤解されやすいのが「広告費」と「運用代行費」の違いです。
広告費
Googleへ支払う媒体費。広告のクリックや配信に使われる予算です。
運用代行費
広告会社へ支払う費用。設定、確認、分析、改善などの運用業務に対する料金です。
「広告費を月10万円使う」のか、「代理店費用も含めて月10万円以内に収める」のかで、Google広告へ使える金額は変わります。見積もりでは、広告費・運用費・初期費用を分けて確認しましょう。
Shiiimoへ広告費10万円・1キャンペーンで依頼する場合
| 項目 | 通常月 | 初月 |
|---|---|---|
| Google広告費 | 100,000円 | 100,000円 |
| 運用費 | 55,000円(税込) | 55,000円(税込) |
| 初期設定費 | ― | 55,000円(税込) |
| 合計目安 | 155,000円 | 210,000円 |
- 初期設定費は1キャンペーンごとに55,000円(税込)です。
- 広告費25万円以下の運用費は月55,000円(税込)です。
- 広告費25万円を超える場合の運用費は、広告費の20%+消費税です。
- 画像制作などを追加する場合は別途費用がかかります。
- Google側の実請求は、アカウントの請求条件・配信実績もご確認ください。
Shiiimoの運用費を含めて総額10万円に収める場合、通常月にGoogle広告へ使える予算は約4万5,000円です。「広告費」と「総予算」のどちらかを区別してお伝えください。
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必要な広告予算を目標から逆算する
広告予算は一般的な相場だけで決めず、自社が1件の問い合わせにいくらまで使えるかを基準に考えます。
逆算の例
- 11件受注するために使える広告費
粗利や継続期間を踏まえ、上限を100,000円と仮定
- 2問い合わせから受注する割合
5件の問い合わせから1件受注する場合、受注率は20%
- 3許容できる問い合わせCPA
100,000円 × 20% = 20,000円
- 4月5件の問い合わせが目標
20,000円 × 5件 = 必要な広告費100,000円
この例では、CPA2万円で月5件を獲得できれば広告費は10万円です。ただし、必要なクリック数を確保できるか、実際のCPCとCVRで実現可能かは別途確認します。
最終的に見るべきなのは問い合わせ件数だけではありません。問い合わせの質、受注率、受注単価、粗利、継続期間まで確認すると、「安い問い合わせ」と「利益につながる問い合わせ」の違いが見えます。
予算決定前に用意したい数字
- 1件受注した場合の売上
- 1件受注した場合の粗利
- 顧客の平均継続期間
- 問い合わせからの受注率
- 月に必要な問い合わせ件数
- 1件の問い合わせに使える上限額
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月10万円のGoogle広告が向いているケース
月10万円は、配信対象を絞り、問い合わせ1件の価値が一定以上ある事業で使いやすい金額です。
必要な商圏へ配信を集中できる。
集客したいサービスを限定できる。
受注の粗利が問い合わせ獲得費用を上回る。
顧客がサービスをGoogleで検索している。
料金、特徴、実績、フォームなどが整っている。
フォーム送信や予約を広告経由の成果として確認できる。
月10万円ですべてを広く試すより、「大分市の特定サービス」「特定の診療・募集内容」「問い合わせ意欲の高い検索」など、優先順位を決めた方が検証しやすくなります。
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月10万円では厳しいケース
目的に対して予算が小さすぎると、広告を出していても判断に必要なデータが集まりません。
限られた予算が地域ごとに分散します。
キャンペーンごとのデータ量が少なくなります。
少ないクリックで広告費を消化し、受注しても利益が残らない可能性があります。
期限と必要件数に対して予算や検索数が不足する場合があります。
料金、実績、特徴、問い合わせ方法が分からなければ離脱しやすくなります。
どのキーワードや広告が成果につながったのか判断できません。
このような場合は、予算増額より、配信地域・対象サービス・目標件数の見直しや、サイトと計測環境の整備を優先します。
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少額予算を無駄にしない7つの方法
最初は媒体を広げすぎない
各媒体へ少しずつ分けず、検索需要がある場合はGoogle検索広告へ集中します。
目的を一つに絞る
資料請求、予約、問い合わせ、採用応募など、優先する成果地点を決めます。
配信地域を限定する
来店・訪問できない地域や、受注対象外の地域へ広告費を使わないようにします。
問い合わせ意図のある検索を優先する
情報収集だけの言葉と、依頼先を探す言葉を分けます。
検索語句を確認して除外する
提供していない商品や、目的の異なる検索を除外します。
問い合わせを計測する
クリック数ではなく、フォーム送信、予約、電話などを測定します。
短期間で何度も設定を変えない
日ごとの増減だけで判断せず、問い合わせ内容や受注状況まで確認します。
検索語句レポートでは、実際に広告表示につながった検索を確認できます。商品・サービスとの関連性が低い語句は、除外キーワードへ追加できます。
広告経由の成果を判断するにはコンバージョン測定が必要です。問い合わせ完了、購入、電話など、事業に合う成果地点を設定します。
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広告費を増やす前に確認すること
現在の配信に無駄がある状態で予算を増やすと、無駄なクリックも増える可能性があります。
予算増額前の確認項目
- 検索語句対象外の商品、求人、無料情報などに配信されていないか
- コンバージョン設定フォーム送信や電話が正しく記録されているか
- 広告文とリンク先広告で約束した内容がリンク先で分かるか
- スマートフォン表示フォームや電話ボタンを操作しやすいか
- 地域・時間帯受注できない地域や時間帯へ偏っていないか
- 問い合わせの質商談・予約・受注につながる内容か
対象外検索、計測漏れ、ページの分かりにくさを整えます。
CPAと問い合わせの質が許容範囲なら、取りこぼしている検索機会を確認します。
予算を増やすべきなのは、利益につながる問い合わせを獲得できており、予算不足で配信機会を逃している場合です。「成果が悪いから増やす」のではなく、「成果が合うため、獲得機会を広げる」という順番で判断します。
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Shiiimoの少額広告への考え方
Shiiimoは、大分県大分市を拠点に、全国のWEB広告運用に対応しています。大きな広告予算を前提にせず、目的、商圏、クリック単価、問い合わせ1件の価値を確認したうえで、予算の使い方を考えます。
少額予算でも相談できます。検証が難しい場合は、その理由もお伝えします。
広告担当者が配信状況を毎日確認し、必要な改善を行います。
予算を増やす前に、対象外検索や計測、広告文などの改善余地を確認します。
長期契約で縛らず、1か月ごとに継続・解約を判断できます。
広告費25万円以下の運用費は月55,000円(税込)、初期設定費は1キャンペーン55,000円(税込)です。広告文の作成・修正は初期設定費に含まれます。
月10万円で十分かどうかは、予算額だけでは判断できません。狙う検索、必要なクリック数、問い合わせ目標、受注後の利益を整理することが大切です。
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月10万円で始める前の判断基準
Google広告は月10万円でも始められます。ただし、成果件数を予算だけで決めることはできません。
開始前に、次の順番で確認しましょう。
- 1件の問い合わせに使える上限額を決める
- CPCとCVRを仮定し、10万円で得られる件数を試算する
- 広告費と運用代行費を分け、必要な総額を確認する
- 配信地域・サービス・成果地点を絞る
- 配信後は実際のCPC・CVR・CPAで試算を更新する
月10万円を有効に使うポイントは、広く配信することではなく、利益につながる可能性の高い検索へ集中させることです。そして、広告費を増やす前に、現在の配信から無駄を減らせるかを確認します。
FAQ
月10万円のGoogle広告でよくある質問
月5万円でもGoogle広告を配信できますか?
配信は可能です。ただし、クリック単価が500円なら単純計算で約100クリックです。地域やサービスを絞って検証します。
月10万円なら必ず問い合わせが来ますか?
いいえ。問い合わせ数はCPC、CVR、検索需要、競合、広告文、リンク先などで変わります。本記事の件数は計算例であり、成果保証ではありません。
広告費は月の途中で変更できますか?
変更できます。ただし、月途中の変更は費用上限の計算や配信ペースに影響します。管理画面の請求額と配信状況を確認して判断します。
運用代行費は広告費に含まれますか?
含まれません。広告費10万円の場合、Shiiimoへの依頼を含む通常月の合計目安は155,000円、初月は210,000円です。
どのくらいの期間で成果を判断すべきですか?
一律の期間はありません。日数だけでなく、必要なクリック数とコンバージョン数が集まっているかを確認します。
少額予算でもShiiimoへ依頼できますか?
はい。最低広告費は設けていません。ただし、十分な検証が難しい場合は、その理由と優先すべき準備をお伝えします。
BUDGET PLANNING
月10万円で始める前に、
自社条件で試算しましょう
Shiiimoでは、想定クリック単価、問い合わせ目標、配信地域、受注後の利益を整理し、
広告費10万円が適切か、別の予算や準備を優先すべきかを検討します。
ご相談の際は、「広告費として月10万円」か「運用費を含む総予算が月10万円」かをお知らせください。

